zurich(ズュリク)・・・チューリッヒ、ツューリヒ、ズリーゴ
先日スペイン映画を観た。タイトルの《bon appetit》は仏語。
邦題は《恋するリストランテ》。リストランテはイタリア語なのに、舞台はスイスの高級創作料理レストラン。そこで働くドイツ出身の美人ソムリエール、イタリア人のイケメンシェフ、スペイン出身の若いシェフらの日常を静かなトーンで淡々と綴る物語。
多くの国から色んな人々が集まる都市、実際のスイスもこんな感じだった。
『恋する~』という安っぽい邦題から得られる、陽気で情熱的な恋愛劇のイメージをいい意味で裏切るオトナ品質のシネマ。ハリウッド的ラストと違うドイツ映画《マーサの幸せレシピ》が好きな方にはしっくりくる。
スイスといえば、真っ先にアルプスの山小屋や氷河急行をイメージするが『住みたい街ベスト10』に常時ランクインする現代的なチューリッヒの町並みの映像は貴重。
チューリッヒに着いて、街を案内してくれたフランス人の友人の写真をみつけた。