毎日フィードから流れる京都の美しい紅葉にため息。いいなー京都。いいなあ。
「シェフ、あした京都に紅葉狩りに行きます。お昼はイルギオットーネです!」スタッフからのひと言にタメ息倍増。いいなあ。
それはともかく、いま猛烈にストウブの鍋が欲しい。日々あれこれ用途を妄想中。いつもはナルミさんから買うが、大きさを手に取って確認したいから実物見に行きたい。そういえば以前行った竜王のアウトレットにショップが。道中紅葉も見れるし、思い立ったら大安吉日。「そうだ滋賀行こう!」 朝、いちおうネットで確認するが見当たらない。閉店したかなぁ。
致し方なく土岐へ(失礼だけど)。道中の紅葉も案外とよろしおすえ。目を閉じればまるで京都、まるで小京都、はい中京都。(目を閉じたら如何もこうもないけど)
ル・クルーゼさんでひと通り冷やかし、そろそろお暇しようと思ったその瞬間、可愛いたたずまいのラムカンと目が合った。「どうする?アイフル?」
赤か。赤い彗星。赤だし。赤レンジャー。蘭ちゃん。モッくん。フランス国旗のトリコロールの中の一色だが実際の面積は3分の1以下という膨張色。トマト、イチゴ、マリリンモンローの唇、台湾ラーメンの赤。一風堂の赤丸。魅惑的で刺激的で攻撃的な赤。紅葉。クリスマスっぽいし。紅白歌合戦は紅組か・・・。どうする? 連れて帰る。
さて、それでどうする? 豚バラのポ・ト・フ、プール・オ・ポ、鶏のクリーム煮、アッシュパルマンティエール、牛スジカレー、オニオングラタンスープと温泉タマゴ、キノコと小エビのコンソメロワイヤル、ブッフ・ブルギニョン、具沢山のミネストローネ・・・溢れ出る妄想エンドレス。
「ホット2つお願いします。」というスタッフに「お願いだからコーヒーをホットと言わないでくれ!」と注文つける熱くるしいマスターの考えた寒い季節にココットで食べたいホッとする料理。デリプレートランチの冬バージョンは、スープと小鉢がこちらのラムカンに統合。府と市で都に!はあー。吐く息が白くなったら始めます。